施工風景(ログハウス増築工事)
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水盛り・遣り方

地縄を目安にして、遣り方を行います。
建物の外周部分より、50〜100センチ程度離した箇所に水杭(みずぐい)を1.8メートル間隔で打ち込み、
レベラーで水平ライン(基礎上端の高さ)を記し、水貫(みずぬき)でつないでいきます。
GL(グランドレベル、グランドライン、建物の基準高さ)から50〜80センチ上部に、
平行に水貫(貫き板)で、建物周囲に柵を施工します。

墨出し
建築工事の際に必要な、建物の柱の中心線や、床や壁の仕上げ面の位置など、
工事の基準となる線を構造体・床・壁等に記します。
大工が墨つぼを用いて墨で表示していた事から、「墨出し」と言われます。
・陸墨(ろくずみ、りくずみ)=高さの基準を示し、柱や壁などに記入する水平基準線の墨
・心墨(しんずみ)=柱・壁等の中心位置を示す墨
・返り墨=基準墨より、一定幅を戻って打たれた墨。「1000ミリ返り、100ミリ返り」等
・逃げ墨(寄り墨)=障害物により墨が打てない場合に、通り芯より一定の距離を離して平行に出した墨



水盛り・遣り方施工例